悩み

観に行こうかと思いながらも行かず、レンタルしようにもいつも借りられており
もはやこのまま観ることはないのやもしれない、
私たち、いつもタイミングが悪いわ、と悲しく泣く韓国ドラマのヒロイン、
私にとってそんな調子だった「恋の門」がですね、wowowでやるということで
日本語のままwowowと入力した場合に現れる文字列であるところの
ををwという気分でビデオをうずめちゃんにセットしていただき
わたくしは、わたくしは!わたくしはっ!!
やっと「恋の門」を観ることができました。
もう面白くて面白くて迷っちゃって迷っちゃって困りました。
何に?ってあーた、松田龍平松尾スズキですよ。
この2人は今の私が求婚されたらもっとも困るふたりなのであります。
それが競演て。共演て。ありえない。鼻血が、出ませんでしたけどね。
でも、酒井若菜がうらやましかったのは事実ですよ、ええ、ええ。
松田龍平松尾スズキの間で揺れる酒井若菜演じる恋乃!あれは私!(絶対違う)
いやー、もう見終わってからも本気で迷ってますよ。どうしようねえ。どうするよ。
選べないからうずめちゃんでいいや、と言ったらうずめちゃんに怒られちったよ。ちっ。
というのはさておき、この映画はとても素晴らしかったです。完全に松尾スズキワールド。
美しくロマンチックでピュアな部分とものすごーく俗っぽい、薄汚い部分とが融合している感じ。
それが私の中の松尾ワールドなのだけれどこの映画もまさにそんな感じ。
ラストで石と花が一面に散っているシーンがあるのだけれども、その美しさに息をのみました。
あの美的感覚こそが松尾スズキだよなあ。花と石。全然違う物が同居する美しさ。
そして全然違うタイプの男性を前に選べと言われてないのに選ぼうとする私。あはは。